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ジェットコースターの感想を書いていきたい人生だった。

USJに行って感じたこととTDRの問題点を読み取る

 

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みなさんお久しぶりです、もくめです。

さて、つい先日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってまいりました。

今回は、そこでユニバーサル・スタジオ・ジャパンの中心的なアトラクションについて感想を書き、パレード、アトラクションなど東京ディズニーリゾートと比較しつつ現状の問題点を読み取っていきたいと思います。

 

ではまずはアトラクションについて少し感想を書いていきたいと思います。

 

まずは、エヴァンゲリオンXRライドについてです。

このアトラクションは専用のVRゴーグルを使い「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」と呼ばれるスペースマウンテンのようなジェットコースターに乗り込むVR形式のアトラクションなのですが、やはりジェットコースターと映像がみごとにシンクロしていて、先入観がすごかったです。

また、実際の高さより高く落ちる、実際より早い速度などが映像と実際の動きのシンクロによりリアルに感じられ、恐怖感も倍増していました。

また、VRコンテンツなら価格が安く抑えられて作れるのですが、おそらくディズニーには導入される可能性はかなり低いですね。

それに関しては、ディズニーは最新技術をいち早く利用するのではなく、既存の技術を使いどれだけ魔法を感じさせるか、という点があるためです。この部分がよく現れているのは「プーさんのハニーハント」ですね。

また、ディズニーではVRにしてしまうと回転率が下がる、非日常的な体験なのに家でも体験できてしまう、などがあるためTDRでVRを導入する可能性は低いですね。

 

次に、ハリーポッターアンドザフォービドゥンジャーニーです。

 

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このアトラクションは、エントランスであるホグワーツ城の作りの細かさに圧倒されました。これはおもったよりかなり大きくて、またロックワークや城の壁の石組みなどが丁寧に作られていて、まさしく映画から飛び出てきたようなものになっていました。

次にQラインですが、これもただただすごいの一言につきます。

 校長室や階段が動く廊下、さらには闇の魔術に対する防衛術の教室まで細かく再現されていました。

また、動く絵画なども、細かいしわなどが再現されていてとてもリアルに感じ取れました。

個人的にはここのQラインと同レベルの物は、同じく恐ろしいほど作りこまれているTDSの「タワーオブテラー」、「海底2万マイル」などのみだと思いました。

そして、本編の内容ですが、これがとても素晴らしかったです。これは座席の動きがロボットアームによる制御なのですが、それによって頭と足の位置が逆になるほどの動きができていました。

また、セットと映像の切り替わりが上手く、映像の時は疾走感を、セットの時は揺れを重点においていて使い方もとてもうまかったです。

それ以外にもディメンターのアニマトロにクスの動きが素晴らしかったり、秘密の部屋などハリーポッターファンならにやりとさせられるような小物類がたくさんあってすごく作りこまれたアトラクションでした。これを超えるアトラクションはTDRにはありません。

 

最後にザフライングダイナソーについてです。

このアトラクションはフライングコースターという座席が下向きになるジェットコースターのことで、フライングコースタとしては世界最長&世界最大らしいです。

これに乗った感想としては、上りがすごく怖いけどファーストドロップからは爽快感あふれる物となっておりました。ですが重力がすごく、途中で押しつぶされそうな感覚に陥りました。

このアトラクションは高所恐怖症と強いGに耐性のない方は乗らないことをおすすめします。

このアトラクションを乗って思ったことは、「東京ディズニーシーには絶叫系が少なすぎるのでは?」ということです。

東京ディズニーランドも確かに絶叫系が少ないのですが、主な客層がファミリーのためまだいいんです、ですが東京ディズニーシーは主な客層が中高生、そして大人ということがあるためそれにしては絶叫系が5こと少なめになっております。

その点は将来的に作られる予定の北欧エリアにて雪山をテーマとしたジェットコースターができるのでは?と思っております。

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(C)Disney

では次に、TDRとのショー&パレードの比較です。

ではまずはパレードからです。

f:id:mokume_disneysea:20170321192333p:plainこれは見た時にさまざまな面ですごい違和感を感じました。それはいままでディズニーリゾートのパレードに慣れていたから、というためですがまずはパレード待ちがディズニーとは違って30分前でも最前列を取れる、という部分です。

ここはディズニーとは違ってキャラのために!というのではなくパレードを楽しみたい!という人が大半だからでしょうね。ここはディズニーもできればそうなって欲しいのですが一眼レフを持っている人がほとんどのパレードでは難しいでしょうね。

次に、内容は参加型で一緒にダンスしたりして盛り上がる、ということになっていました。途中で鑑賞エリアの柵が外れてフロートの前まで出て一緒に踊ろう!という内容だったため大変混雑していました。また、この参加や泡要素があるためカメラを構えていた人がほとんどいなかったこともとても新鮮でした。

 

最後にターミネーター2です。

これはディズニーシーでいうと「マジックランプシアター」のような立ち位置だなぁ…と思いました。

それは何故かと言うと、序盤の綾小路麗華という人のトークがアドリブが結構あって、さらに映像とライブアクションの合体ということをこの2つはやっているからです。ですがターミネーター2は原作と同じく(といっても1よりの部分もありますが)ホラーな部分がたくさんあり、小さな子どもが怖がる、と言った部分が多々ありました。

そこの部分を含めて、ユニバーサルスタジオには老若男女問わず乗車できるライドがほぼないのでは?と思いました。たしかに、ユニバーサル・ワンダーランドと呼ばれる子供向けのエリアはありますが、「イッツ・ア・スモールワールド」のようなアトラクションが不足しているような気がしました。

 

では最後にディズニーリゾートの現状の問題点をざっとまとめていきますね。

  • 新鮮な驚きを与えるアトラクションが不足している
  • 絶叫系アトラクションの少なさ
  • ショーパレ前の待ち時間の多さなど。

とかの問題が見えましたね。これらを、今後の大規模改装などで1つ1つ改善していけるようになっていければいいですね。

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