【東京ディズニーシー開園15週年企画】THE YEAR OF WISHESから読み取るディズニーシーの未来
みなさんこんにちは。もくめです。
さて、今日を持ちまして東京ディズニーシーは15週年を迎えました。そこで、本日、東京ディズニーシーのセレモニーが開催されました。
僕は、そこで新要素が1つくらい出る、と思っていたんですけど、何にも出ずに終了しました…
15週年セレモニーで期待していること
— もくめ (@lovedisney202) 2016年9月3日
・ソアリンの正式名称
・ニモ&フレンズ のオープン日
・15週年フィナーレの紹介
・北欧エリアの発表
・新しいハーバーショー
その他発表されてない新要素
どれか1つでも来てくれ!!
しかし、オリエンタルランドの加賀美会長の意図などはしっかり分かりました。
それは、会長の話で何度も出ていた『新しい』と『ここにしか無い海をモチーフにしたパーク』という2つのワードです。
前半はこれらを読み解き、後半では東京ディズニーシー15週年が今までやって来たことから今後のディズニーシーを読み取っていきます。
東京ディズニーシー15周年セレモニーで読み取れること
さて、先ほど紹介したこの2つのワードには、どんな意味が込められているのでしょうか。
それを読み解くために、海外パークの情勢を見ていきます。
現在、世界中のディズニー・テーマパークでは、『個性』が重視されています。
例えばカリフォルニアのカーズランドやパリのラタトゥイユ、香港ディズニーランドのミスティックマナーなどがそれにあたります。
また、上海ディズニーランドは形から他のパークとは全く異なります。
[HD] FULL Shanghai Disneyland STEADY Walking Tour of the whole Park - 85 Minute Tour
このことから、最近海外パークのアトラクションを輸入ばかりしている東京ディズニーリゾートも、個性を伸ばしたい、という考え方が出ているのではないでしょうか。
また、最近は上海にできたカリブの海賊や、エプコットのフローズンエバーアフターなど、最新鋭のアトラクションができています。
一方でディズニーシーはアトラクションはあまり新技術が搭載されていなく、ストーリーなどでつないでいる状況です。
また、近年落ち込んでいる入場者数を食い止めるためにも『新しい』を強調していると思われます。
ディズニーシー15thから読み取る今後の姿
ここからは後半戦です。
さて、東京ディズニーシーの15周年はある意味今までの周年とは少し変わっています。
今回はアトラクションの代わりにショーを充実させていった印象があります。それは、おそらく今後の北欧エリアやランドのファンタジーランド拡張の際、つなぎの新規アトラクションを作らずショーのみでどれくらい持ちこたえられるか、ということを確かめているようにも感じられます。
また、一度に大量投資をしなければならないアトラクションを立てるより、少ない投資でたくさんのゲストが見れるショーの方がよいと判断したのかもしれませんね。
最後に、個々のショーから読み取れることを書きます。
まずは、アウトオブシャドウランドから。
このショーは、今までのキャラクター重視のショーとは打って変わって、ディズニーシー開園当初のようなディズニーキャラクターを出さないショーとなりました。これはおそらく、今までのようなキャラクターショーと開園当初のようなショーを両立させるという思いがあるからでは無いでしょうか。
次にクリスタルウィッシュジャーニーです。
このショーは、どちらかというといままでのハーバーショーに比べて、かつて東京ディズニーランドで行われていたキャッスルショーと同じような感じがします。
このショーは、行われなくなったキャッスルショーの代わりにハーバーを使う、ということのテスト的な物ではないでしょうか。
今挙げてきたものがどんな意図にしろ、今後が楽しみですね。