香港ディズニーランド再開発と東京の関係性
(c)Disney
みなさんこんにちは。もくめです。
さて、先日とあるニュースが飛びこんできました。そのニュースとは、現在上海ディズニーランドに対して苦戦している香港ディズニーランドが再開発計画を発表しました。詳しくは下のリンクを御覧ください。
これをよんでいただければ分かるように、香港に2020年、アレンデールをテーマにしたエリアができます。これについて東京ディズニーシーが受ける影響を書いていきたいと思います。
(c)Disney
こちらが香港ディズニーランドのアレンデールエリアなのですが、時計塔があることやアレンデール城、エルサのアイスパレスがあることなどが共通しています。また、この拡張エリアと東京ディズニーシーの拡張エリアはほぼ同じになっているようです。このことから、東京ディズニーシーの初期案を香港ディズニーランドに持っていっていると思われます。
ここから東京ディズニーシーのフローズンエリアが延期になった理由を考えます。
2014年後半にこのプロジェクトが発表された時、まだ東京のみの導入が計画されていて、他のアナ雪関連プロジェクトはおそらくエプコットのフローズンエバーアフターのみであったと思われます。その後上海ディズニーランドの建設が進むにつれて、香港ディズニーランドの存続が危ぶまれます。そのときの対抗案として、この東京ディズニーシーにのみ作る予定であったフローズンエリアをほぼ同じ面積の香港ディズニーランドに持ってこようとしたのでしょう。しかし、最近独自性を打ち出してきた東京ディズニーリゾートは同じアジア地域に2つもあるフローズンエリアを押すはずがありません。しかもおそらく香港に導入されるのと同じ流れでエプコットの『Frozen ever after』を導入しようとOLC側に打診をかけたに違いありません。しかしそれではオリジナリティのないエリアになってしまう、とパークの再開発計画を見直ししていた時にOLC側は考えていたと思われます。そこで香港版の焼き増しにならぬようR2駐車場の広大な敷地を活用したオリジナルライドなどを検討するために4月には発表しなかったのだと思われます。
そのため、香港ディズニーランドにてアレンデールエリアが作られる、となっても東京ディズニーシーのフローズンエリアは作られる、と私は思っております。
(c)Disney
次に、香港にて作られる予定のマーベルエリアにて少し考察します。
(c)Disney/MARVEL
このエリアはトゥモローランドの現バズ・ライトイヤーのアストロブラスター~オートピア間にできる新エリアのことです。
ここで考えるのは、これを東京に持ってこれないのか?です。
現在、スペースマウンテン裏にスターウォーズエクスペリエンスができるとの噂が出ていますが、もしそうならばスターツアーズをそこに移転させる可能性があります。その元スターツアーズの建物にアイアンマンエクスペリエンスを導入できると思われます。また、香港と東京のバズ・ライトイヤーのアストロブラスターは含めほぼ同じレイアウトなので、香港にそれを活用して作るマーベルの新アトラクションも東京に導入できると考えられます。そこで、この2つのアトラクションの位置関係を見てみました。
この位置関係的には、少し厳しい部分がありますが、ショーベースの部分はスターウォーズエクスペリエンスの入り口になるでしょうからそれ以外の部分を再開発すればぎりぎりセーフゾーンに入ると思います。
しかし、最近のオリジナリティを重視するOLCにとって、香港のアトラクションのみを導入するのはあまり喜ばしいことではないと思われますが。
さて、OLCが本当に北欧エリアを続けるのか続けないのか、続報が待ち遠しいですね。
(c)Disney