ディズニーシー大規模拡張計画から読み取れること
みなさんこんにちは、もくめです。
さて、少し前に日経を中心とした各新聞がディズニーリゾートに3000億円を投資して大規模拡張をするという報道をしましたね。
その時にはTDLやTDSを均等に土地を分けるとか、駐車場を全部拡張に使うとか、アナと雪の女王テーマのエリアができるとかの話が出ていましたね。
そして本日、ついに公式から、大量のコンセプトスケッチを載せて発表されました!
内容はTDS第8テーマポートの拡張で、軸となるストーリーは「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」だそうです。
ここに発表された内容を書いても皆さんは知っていることは明白なので、知りたい方のためにリリースのURlを載せておきます。
http://www.olc.co.jp/ja/news/news_olc/auto_20180613463843/main/0/link/20180614_01.pdf
ってことで、さっそく考察していきまSHOW!!!!
エリア全般について
まずはエリアの画像を載せます。
このように、新ファンタジーランド初期案のスケッチ並みに情報量が多すぎて頭がカチ割れそうになりますが、少し見ていくと「あれ?位置関係どこだ?」となります。少しこのコンセプトを眺めた結果、ラプエリアとピーターエリアの間に小さな通路のようなものを見つけました。
おそらくここがレイジングとジャスミンの間につながると思われるので、必然的にホテルはベイサイドステーション側になりますね。
そこを見ながら適当に作った新エリア地図はこちらです。
そして中央にはメインストリートのような太い通路があるため、美女と野獣エリアとは違って導線はだいぶマシでしょうね。
ところでエントランスの道が狭すぎる問題については、僕はこのエリア自体がUSJのハリーポッターのように整理券方式になると思います。
いくら面積が広くてもこんな人気アトラクションばっかり入れると人でごった返しそうですし…
また、メインストリートのような通路の部分以外の道はあまり広くない部分もありそうですしね。
さて、肝心のストーリーの核となる魔法の泉ですが、それはホテル前にあるこの部分になると思います。
このエリアは今までのディズニーシーには存在しなかった、自然に満ち溢れたまさしくアメリカ河ににたような場所ですね。
散歩するだけでいい気分になれそうです。
アナと雪の女王エリア
まずは比較的多くの敷地を取られているアナと雪の女王エリアの話からしてきます。
ここでは大まかに2つのエリアに分かれているようで城下町とアレンデール城の2つに分かれています。
左にあるノースマウンテンはおそらく大規模なアトラクションのバックヤードを隠すためでしょう。
まずは城下町についてみて行きましょう。
このようにレストラン、ショップがバンバン導入されそうな可能性がプンプン感じられますね。
そして実際の映画と同じセットも多数再現されるようですっごく楽しみです。
このように、ノースマウンテンが一番高い建造物になりそうですね。下手したらこのエリアで一番高い建築物になるかも…
そして香港にできるアナ雪エリアと同じような雰囲気になりそうですね。
次に、アレンデール城ですが、ここにはビュッフェスタイルのレストランができると思います。
セイリングデイビュッフェのクローズによって空いてしまったビュッフェスタイルのレストランの枠を埋めるために作りそうな気がします。
アレンデール城なら晩餐会テーマにすればビュッフェスタイルに似合いそうですしね。
そして肝心のノースマウンテンですが、そこにはフローズンエバーアフターではなく、東京オリジナルのアトラクションが来ると思います。
東京がこれほどインバウンドを打ち出しているのにわざわざ既存のライドを使う気がしないことや、リリースにてすべてのアトラクションが独自開発とうたわれているからです。
内容はさだかではありませんがリリースを見る限りでは小規模なドロップがありそうですね。
そして出入り口ですが、これは上の橋か下の道のどちらかに作られると思います。
塔の上のラプンツェルエリア
このエリアは比較的小物感が強く、あくまでWDWにあるラプンツェルの休憩エリアを巨大化してみた、みたいな印象が強いですね。
ですがここでも(おそらく)Dチケレベルのボートライドを導入するなど地味ですががんばっている気がします。
まぁエントランスに一番近い部分なので人をあんまりたまらせない目的だとは思うのですが…
なお、地味ですがここにて登場するラプンツェルが幽閉されていた塔はビーストキャッスルと同じく実寸大に近い大きさになるようです。
こちらもWDWはミニチュアとしての再現だったので楽しみですね。
まずはレストランから見ていきましょうか。
このレストランは劇中に出てきた「かわいいアヒルの子」という名前の酒場をテーマにしていると思われます。よーく見るとアヒルの看板がありますしね。
ことなると、同じく2020年オープンとなるガストンズタバーンとのキャラ被りが心配となりますが、あちらはTDLという制約上お酒が提供できないのに対して、こちらはTDSなのでガンガンアルコールを販売するでしょうね。
また、メニューにも趣向を凝らしたものが登場してほしいですね。
次に、アトラクションの部分を見ていきましょう。
このように、キューラインおよび乗り場部分は屋外となっております。ボートライドで屋外乗り場は(ディズニーにしては)珍しいので、新鮮な気持ちで乗車できそうですね。
雨の時大変そう
キューラインは森の中に組まれているような感じでなかなか雰囲気がよさそうですね。
そして肝心の内容ですが、僕はパンドラにあるナヴィリバージャーニーと同じようなものだと思います。
何のトラブルもなく、静かに淡々に事が運ばれるようなアトラクションになりそうで逆にそういうものがあまりないため楽しみです。
また、最新アトラクション特有の背景を映像で描く手法がこのアトラクションでも取られそうですね。
背景ランタンの映像で目の前には実物のランタンが広がる光景、生で見たら感動してしまいそうですね。
ただ、やはり他2つのメインライドと比べるとどうしても劣ってしまいそうな気がするのは少し不安材料ですが。
ピーターパンエリア
ここがこの大規模拡張の目玉コンテンツですね。ご存知の通りジョリーロジャー号の周りにレストランなどができるようです。
劇中にも出てきた多数のプロップスが出ているので懐かしいと思う方も多いのではないのでしょうか。
ネバーランド本体は恐ろしいほどリアルなロックワークで思わず自分がピーターパンの世界に迷い込んでしまったような感覚が得られそうですね。夜のライトアップもかなり本格的なものになりそうで楽しみです。
レストラン群への入り口も岩になっていて秘密基地感がすごそうで楽しみですね。また、レストランは入り江を拝めるようなので上海カリブやブルーバイユーみたいな秘境に来たような気分になりそうですね。
ほんとに男の子が喜びそう。
それで、このエリアにはアトラクションが2つ作られますが、まずはピクシーホローの方から見ていきましょう。
僕は、初めて見たときにこれはウェーブスウィンガーを導入するのでは?と思っておりました。ですがマーメイドラグーンにブローフィッシュバルーンレースがあるためにそれ系のアトラクションの導入はなさそうですね。
となると何導入になるんでしょうねぇ…フラットライドになるとは思いますが…
そしてもう1つはなんとまさかの海賊テーマのアトラクション!いやーこれはもしかしなくても絶対上海カリブの技術を使いますって。
しかも3D技術を使うとのことなのでより高い先入観が期待できますね。
また、内容からわかるようにこのエリアは全体的に男向けを意識していると思われます。
僕が思うに、このエリアはこれからの男向けの開発とこれまでの女向けの開発の架け橋のようなものになると思われます。
なので女向けのエリアと男向けのピーターパンを共存させたんですね。
新ディズニーホテル
さて、最後にはホテルについてです。
最近の舞浜では周辺でどんどんホテルも乱発しているため、ここで総本山のオリエンタルランドが最高級のホテルを持ってきましたね。
最低価格が10万円らしいので相当豪華なホテルになりそうです。
一階部分にはショップ群ができるようですね。また、コンセプトスケッチはパーク側ではなくパーク外から見ているような気がしますが他のホテルと違って車を置くスペースがないので新鮮ですね。
また、このホテルはパークの端っこに設置されるようですね。個人的にはここにもホテル専用エントランスを作ると思います。
いくらなんでもパークエントランスまで長すぎますからねぇ…そして、アーリー得点としてこのエリアに入れるのはこの新ホテルに泊まった人だけの特典になるのでは?と思いました。
実質第三パークの意味が分かったような気がします…
ただ、少し疑問に思ったのがこのホテルにはプールがあるのか?ということです。
セレブレーションホテル除く3つのホテルではプールがあるため、最高級ホテルにプールはおかないわけがないような気がするんですけどねぇ。
最後に
この大規模開発とは関係ないのですが、このリリースにはこの画像がついておりますね。
これは開発予定図なのですが、僕が気になったのはこれです。
TDLの大規模再開発のラインがトゥモローランドテラスにまで浸食しているのです。これはもともとの新ファンタジーランドに作られる予定だったレストランやショップ群を作るのではなく(ベイマックスアトラクションができるので)ベイマックスをテーマにしたレストランにリニューアルし、ついでにプラズマレイズダイナーにリニューアルすると思います。
あのような座席数のクソ多いレストランをつぶしてアトラクションにするのはいくらなんでも危なすぎますしねぇ…
さて、今回の記事はこれで終わりになりますが、さいごにこのリリースに載っている文章を引用します。
これからも続く東京ディズニーリゾートの挑戦に、みなさま、ご期待ください。
このように2020年、2022年度が終わってもどんどんめぐるましく変化する東京ディズニーリゾートを楽しみましょう!